レッスン内容

学習発表会ピアノ伴奏のコツ

 

合唱の楽譜学習発表会や合唱コンクールのピアノ伴奏は、合奏や合唱の多声部に合わせるわけですから、その音の多さに惑わされないように、きちんと音取りをしておくことが大切ですね。

ソプラノとアルトで歌う時ならト音記号同士なので楽譜も読みやすいのですが、ソプラノとバスで歌う場合は、ト音記号とへ音記号なので楽譜上で離れた2声部の異なるリズムや音を同時に弾いていく事になります。

楽譜の上へ下へと目配り気配りし、楽譜は右方向へどんどん進んでいくし、でも低い音を弾く時は、手は鍵盤低音の左側へ移動するし・・・!?道を間違えた時のカーナビのように、もう目はクルクル。。。

合唱の練習はいつも最初からとは限らないので、読譜力を付けておく事も必要です。主役は歌で、伴奏はあくまでも脇役です。目立ち過ぎず、でもちゃんと人の心に届く音で。。。

ピアノソロ演奏では経験できない、人間の生の声が重なって、大勢の湧き出るようなエネルギーと感動を共有できるのが、ピアノ伴奏の醍醐味ですね。


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