レッスン内容

音楽基礎力をつけるために

ピアノの上達はソルフェージュからピアノを弾くためには、耳と頭を使って「よく聴いて、理解して弾く」、という音楽基礎力が大切です。フェリーチェレガーロピアノ教室では、音楽基礎力を初歩の段階から指導しています。

ソルフェージュとは、フランス語で、楽譜を読むことを中心とした音楽の総合的な基礎教育のことです。フランスパリ音楽院のデュドネ先生が提唱され、日本には1963年に取り入れられました。リズム、音感、読譜力を養うための基礎的なトレーニングのことです。

楽典・・・音楽理論、和声学、調性分析、

音感・・・音程、音価、和音

その他、初見奏、移調、リズム感などがあり、この学習を通して、音楽の理解と豊かな表現力を身に付けます。

私はピアノレッスンの指導を始めた当初から、ソルフェージュの重要性を感じていたので、迷うことなくこの指導法を行なっています。その結果、生徒さん達の演奏がイキイキとしています♪「ピアノの上達はソルフェージュから」(音楽之友社・呉暁著)なのです。

 

 

 


小学生のバロック期ピアノレッスン

小学生の生徒さんたちはスイミングやサッカーなどスポーツも頑張っています。

そしてスポーツや勉強で疲れた体や心を癒してくれる、音楽やピアノへの関心も高くなって、更に色々な年代、作曲家に対する興味も深くなります。フェリーチェレガ―ロピアノ教室では、今、小学生の男の子たちも、バロック期の曲などをを弾いています。

音楽史の中でバロック期は1600~1750年ごろにあたります。フレスコバルディー、リュリ、パッヘルベル、ヘンデル、バッハなどが台頭していました。

フランスのバロック期は王ルイ13世、ルイ14世、ルイ15世の時代で、音楽は栄華を極めたヴェルサイユ宮殿とパリの貴族社会に独占されていました。

このころの鍵盤楽器はクラヴィコードやハープシコードと言われ、現在のピアノよりも音量や表現力が華奢なものでした。

現代のピアノで1600年ごろに遡って、その頃作曲されたピアノ曲を奏でるのは、まるでドラえもんの「どこでもドア」でタイムスリップしているような感じです。

ピアノを学ぶのって、いろいろ楽しいですね。

 

ヴェルサイユ宮殿2階アーチ天井


メトロノームの歴史と効果

ピアノ教室のメトロノームメトロノームとは一定の間隔で音を刻み、
楽器を演奏する時にテンポをあわせるために
使うものです。
1816年にドイツのヨハン・ネポムク
・メルツェルが製作しました。

一般的にメトロノームと言えば
メルツェルの発明した
手動でねじを巻くタイプの物を指します。

作曲家の指示した速度表示を元に
メトロノームの振り子に付いている重りを
本体の数値に合わせ、
その一定のテンポにのって演奏する事で、
作曲家や演奏者の気持ちを表現します。

最近では携帯に便利な電子タイプのものや
電子ピアノの場合は、
メトロノームが内蔵されていますし、
またアプリでも取れますが、
メルツェルの発明したものは、
左右に揺れる振り子の動きが
演奏しながら視野に入るので、
視覚的にもテンポを呑み込みやすいですね。


[人生時計の朝]とは?

“人生80年”を1日に例えると、習い始めの3才頃からの10年間は、[朝の時間帯]にあたります。
人間が一番成長する時期でもあり、心身共に急激に変化するころですね。
比較的このころは時間的にも余裕があるのでこの時期にピアノを習う生徒さんが多いです。弾けることは楽しいことなので、ピアノに触れられるこの期間は「ピアノで」幸せな気持ちになれるのです。
この時期にピアノレッスンでたくさんの幸せ経験をさせてあげると、心が大きく広がります。


東大生とピアノ

東大生に行なった調査では2人に1人がピアノを習っていました。頭が良くなった理由にダントツで習い事にピアノを挙げています。


ピアノレッスンとHQ(人間性知能)向上

ピアノのレッスンによってHQ(人間性知能)が向上しそのHQの中心的機能であるワーキングメモリが伸びるこることで、スポーツ能力や記憶力もアップします。
自由時間や休日にピアノを弾く児童はHQが高く、習い事でも日常習慣でも、HQ発達に一番良い影響を及ぼすのはピアノのレッスンなのです。


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